赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第6話

この体験談は赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第5話の続きとなります。

ジャイサルメールといえばキャメルサファリ

インドのジャイサルメールで有名なアクティビティは「キャメルサファリ
ラクダ(Camel)に乗って砂漠を歩くツアーです。
体験談はあとで書くとして、ここでは概要を説明しておきます。

ジャイサルメールという城塞都市は、古くはシルクロードの途中にあり、インドよりもっと西のパキスタンやアフガニスタン、エジプトなどと言った西側の国々との貿易における重要拠点であり、ここをラクダに乗った隊商が通過していった名残がラクダによるツアーなのでしょう。

行ってみて思いましたが、とにかく野生動物がすごい。
私が見た野生動物を挙げると、

  • シカ
  • イノシシ
  • ブタ
  • 黒ヤギ
  • ヒツジ
  • ラクダ
  • クジャク
  • もちろん牛
  • あと野犬
  • その他名前のわからない動物たち

サファリと銘打っているだけある数の野生動物が見られます。

そして行ってみるとわかりますが、ガチの砂漠です。
よくテレビのドキュメンタリーで見るそれと変わりません。

ラクダにまたがり、広大な砂漠を行く

セタンの家も砂漠地帯でしたが、キャメルサファリで行った砂漠はもっっっと砂漠でした。

そしてツアーのプランもいくつかあり、それによって値段が変わったりします。現地でツアー会社を探すことになるのですが、ツアー会社によっては法外な値段でふっかけてきますので注意が必要です。

よくあるのが

1日だけの日帰りプラン(700~1500ルピー?)
1泊2日のプラン(2000~2500ルピー?)

他にも3泊4日とか5泊6日とかいろいろプランはありますが、そこは現地スタッフさんに聞いてみましょう。

1泊2日のプランの中にもいろいろ選択肢があります。

砂漠までジープで行って現地もジープ、途中でちょっとラクダに乗るだけ、とか
砂漠までバイクで行って、いきなりラクダ、そして野宿、とか
ラクダに乗ったあと現地の村で一泊、とか

いろいろあります。ツアー会社さんに予算とやりたいことを伝えて交渉しましょう。わりと柔軟に対応してくれます多分。
(ただ金銭面は注意が必要)

私は1泊2日で現地までバイク、砂漠についたらラクダに乗って野宿、というプランで行きました。

そのはずだった・・・。

ほんと砂漠。




いざ砂漠へ!!と思ったら話が違った

さて、自分でバイクに乗って砂漠に行けるということもあり、るんるん気分で契約した事務所を訪れた。
このために国際免許まで取ったもんねー!
(国際免許の件はこちら 国際運転免許証が超あっさり取れた@東京都

事務所に着いてさっそく

「で、俺のバイクは?」

「ないよ」

ハッ?!

ムンナ「だってお前日本人じゃん、バイクあぶないよ。インドのバイクこわいよ、怪我するよ」
ぼく「は?!話ちがくね?!俺のバイク用意してくれるっていうから契約したんだよ!どうやって砂漠までいくの?」
ムンナ「俺の弟がお前をバイクの後ろに乗せて連れて行ってくれる」

そういって昨日「俺は男が好きだ」と公言していた若い男を指した。めっちゃニヤニヤしとるやんけ。これ掘られるやつか?

釈然としないまま事務所を出て、その男好き男、名前忘れたのでここではゲイくんとでも名付けて話を進めよう。

ゲイくんのバイクにまたがりおもむろにエンジンをかけて城塞の広場を一周してみせた。
「俺マジバイクくらい運転できんだけど」と言った。
「でも街中あぶないよ、砂漠についたら俺ので運転していいよ」
ということだった。

それでも納得いかないので、やっぱり事務所に戻って抗議することにした。

ぼく「納得できない!そもそもの契約時の話と違う!キャンセルさせろ!!返金しろやあああああああ」
ムンナ「それはできない!だって危ないよ!」
ぼく「話が違う、これは明らかなチーティング(詐欺行為)だ!!」
ムンナ「本当に危ないんだよ、俺も前にバイクで転んで怪我したんだ・・・見てくれこの足の傷・・・」

そういって彼は右足のズボンをまくり上げた。確かにコケてできたであろう大きめの傷あとがある。私も自分の右足の青い火傷をみせてやろうかと思った。

ぼく「危ないのは重々承知してるし、海外旅行保険も入ってるよ。あと国際運転免許も持ってる、インドでも有効だ」
ムンナ「でも、これはお前の安全のためなんだ、お前が怪我したら俺達が政府に怒られるんだ。わかってくれぇ」

と言われ、最後に土下座っぽいことまでされて、面倒くさくなってきたので

「わかったよ。だったら最初からそういえやボケ(ここは日本語)」
と吐き捨ててゲイの運転するバイクにニケツで行くことにした。




タール砂漠へ、ゲイと二人乗りで

しぶしぶゲイとのニケツバイクを承諾し、まず街へ向かった。
そこで野宿用の食料やら飲料を買う。ってか事前に買っておけよ、と心中ツッコむ。
それをダンボールいっぱいに詰めたら、

ゲイ「ん、お前持て」
ぼく「は?俺が持つの?あぶなくねか?」
ゲイ「俺は運転するんだ、持てよ。こうやってかかえるんだよ」
ぼく「わかったよ。せめて荷台くらいつけろボケ(ここ日本語)」
ゲイ「ん?」
ぼく「なんでもないよ。行こう」

というわけでゲイ運転、私がダンボール抱えてバックパック背負いながらタンデム(後ろに乗るってこと)
日本だと大変危険極まりない行為に見えるので即パトカーのサイレンが鳴るだろう。それくらいダンボールは大きかった。

だが、インドではこれが日常のようで、よくバイクでニケツしてる人たちは後側の人がダンボールやらボトルの束やらを抱えて走るのを見る。リアキャリアのような荷台が付いているものは少ない。これもインドの文化なのかもしれない。

そんなこんなでタール砂漠に向けて走りだす。

砂で道路が見えないし、砂嵐がすごいのにこの人ちょいちょい振り向いてくる
ガチ砂漠に大興奮、ゲイ意味深発言

その日世話になるキャメルサファリの会社はジャイサルメールから約50キロ離れた砂漠の真ん中にある。

1時間くらいバイクの後ろで荷物抱えながら、ニーグリップでバランスをとる私。

10キロも西へ走ればもう周辺は砂漠。生まれて初めて、映画や漫画で見たような砂漠。時期は7月の初めなので風が強く、砂嵐も巻き起こる。視界が砂で覆われることもある。私は日本からバイク用にゴーグルを持ってきていたからいいものの、運転するゲイはターバンで顔を覆い、目だけを出している状態。
「これ、タリバンスタイル、かっこいいだろ」とか言いながら振り向いてくるが、お前前見ろ!!!!と叫んだ。「大丈夫、どうせまっすぐ」とか言われたけど、俺こういうバイク乗り嫌いだ・・・と内心思った。

いやでも、砂漠、砂が身体にあたってチクチク痛い。でもここは本当に、パキスタンとの国境付近で、印パの関係上治安は絶対安心はできないし、こんなところに取り残されたら果たして自分のサバイバル力は通用するだろうか・・・とか思いながら興奮していた。
なんせ生まれて初めて、岩一つ見えない砂漠だ。日本で体験するなら鳥取砂丘くらいだろうか。

ひたすら砂漠の一本道を走る最中ゲイが話しかけてきた
(以下18歳以下禁止)

ゲイ「おい、お前、セックスしたことあるか」
ぼく「う、うーん、まあ、あるよ」
ゲイ「男?女?」
ぼく「いわずもがななんだけど、女の人だよ」
ゲイ「俺は男としかセックスしない
ぼく「」
ゲイ「男とヤラないの?」
ぼく「俺は女がいい!!男きらい!!なんで男としかヤラないの?!」
ゲイ「そのほうが氣持ちいいだろ、キツイから
ぼく「」
ゲイ「日本人ともヤッたことあるよ、あいつすぐイッてつまんなかったなー」
ぼく「」

ジャイサルメールは男色の趣味があるとは聞いたが、今ガチを体験している、というか引き当ててる・・・!!こわい!!
気になったので聞いてみた。

ぼく「あのさー、俺今日1泊するじゃん!スタッフとかどうするの?」
ゲイ「お前が一緒にいてほしいなら、一緒に居てやるし、一人でいたいなら一人でいればいい」
ぼく「ひとりでいます。絶対に。だから帰っていいよ」
ゲイは首をかしげて「あっそ」みたいな素振りだ。

ヒンディーは「YES」とか「了解」を表すときに首をかしげる。これはネパールでも見た。

※余談だが、私はなぜか男にモテる。
嫁を探しに来てるんですが・・・




そんなこんなで第6話ここでおわり

この日の前半はわりと詐欺とゲイに翻弄されたのでボリューミーでした。
でもきっと忘れません。国際的に男に狙われていることを。

ここのところ忙しいのでいつ続編が書けるかわかりませんが、端折りまくって無理やり終わらせます。
合計12日間滞在したんで、もうネタがありすぎて書くの疲れる・・・

次回おたのしみに

これが乗ったラクダ。立ち上がる時にちゃんとバランス取らないと落っこちるので注意

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