赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第5話

えー、引っ越した先の家を追い出されたり、PS4を巡る家族紛争をしたり、友人宅を渡り歩きながら生き抜いています私です。

インド体験記が結構好評でいろんな方に「早く続き書いて!!」と言ってもらえるので大変励みになります。
私の生活は皆様の募金と善意で成り立っております。

ということで第5話です。インド人のセタンの弟の結婚式から、ジャイサルメールの町に帰還した朝からとなります。

(この体験談は赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第4話の続編となります)





活動は朝夕、昼は外に出ない、野犬多し

ジャイサルメールの城塞の中のゲストハウスに到着し、ようやく一息である。
ゲストハウスのボーイに「あれ?屋上レストランやってないの?」(そのゲストハウスは屋上レストラン付き)と聞くと、

「今はまだシーズンじゃないから、レストランやってない。レストランはあさってからオープンだよ」

とのことだった。7月の初旬はまだ観光シーズンではないため、レストラン機能は封印されているようだ。

「コーヒーくらいなら入れてあげるよ」と言われたのでコーヒーを一杯飲んで落ち着いた。多分20ルピー。
そこでインターネットなどを楽しんで飯はどうしよう?とか検索していた。

11:00頃になると日差しが照りつきはじめる。風の吹く季節らしいので、案外気持ちいいのだが、その風が砂漠の砂を運んでくる。なのでMacBookも気がつくと砂だらけ。
しばらく作業していると停電でWifiも動かなくなった。仕方なしに朝食に近い昼飯を食べに出かけてみた。

城塞は、30分もあれば歩いて一周できてしまう。

あと野犬が多いのでこれは注意したい。狭い路地で野犬3匹に付きまとわれて、それから逃げていたらちょっと凶暴な性格の野犬に遭遇し、挟み撃ちにあった。そして噛みつかれ、土産屋で買った服を引き裂かれたのであった・・・。身体に当たらなくてよかった・・・。

ずっとまとわりついてくる野犬

命からがら逃げて、レストランを探す。ようやく営業してるらしいところを見つけたので入った。

やっと飯・・・、貴重なタンパク源・・・塩分、ミネラル、水分・・・

飯を食っているさなか、ひたすら「キャメルサファリ」というラクダに乗って砂漠を歩くツアーの勧誘を受ける。1泊2日で5000ルピー。日本円で1万円。
法外なので無視してトーストを平らげた。オニオンサラダは本当にオニオンしかないので、心中で「もうオニオンでいいじゃん・・・サラダとか書くなよ・・・」と思った

うっせぇうっせぇとカモるなら他当たれや、と日本語で返してcheckした。
※キャメルサファリは1泊2日でだいたい1500~2500ルピー(3000~5000円)くらいです。

時刻はもう午後に差し掛かっていて、だいぶ暑さを感じる。日本の夏も相当暑いけど、また別の暑さでフラフラになる。

売店で冷えたミネラルウォーターを買って、ついでになんか使えそうなもん買って帰るかぁ、と店を回るが、店員が扇風機の下で寝てることが多い。
しつこい勧誘とか押し売りがなくてありがたいのだが、マジで寝てる。

ぼく「すんません、水ください」
店員「・・・あ?・・・20、20、取ってって」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

こいつ「マイフレンド!なんか買っていきなよ!やすくするよ!」って昨日話しかけてきたじゃん!!

※ジャイサルメールでは観光客を「マイフレンド!!」と言っていろいろ売りに来る。

後でゲストハウスに戻って、ボーイに聞いたら(ボーイも寝てた)

「僕らは朝と夕方働く。昼は暑すぎるから大体部屋にこもって寝てるんだよ」

なるほどー。よく聞くやつだー。

砂漠の民達は基本的に朝と夕方活動する。昼間は見てきたように扇風機の下で寝るのは普通なのだ。
文化の違い、というものをまた一つ目の当たりにしたのだった。

ちなみに買ったボトルウォーターは1時間しないうちにお湯になりました(人´∀`).☆.。.:*・゚

ゲストハウスにエアコンないです。




ジャイサルメールといえばキャメルサファリ、そしてカモられる

夕方くらいまでゲストハウスで昼寝。
シャワーを浴びようとしたが停電してるらしく、水がでない。
バケツに貼った水(といってもほぼお湯)で汗を流すくらいしかできなかった。

ジャイサルメールと言ったらラクダで砂漠を歩く!!みたいなことが地球の歩き方にあるので、適当にツアー会社を探す。

土産屋をしげしげと見ていると若いインド人男性が二人くらい話しかけてきて、あーだこーだ会話してると
「そういえばキャメルサファリ行った?!うちのアニキがツアー会社やってんだけど!!」
ほう、それは聞いておこう、と思いついていった。(ちなみにこいつはゲイを公言していた)

事務所につくなり
「マイフレンド!!よく来てくれた!!まずはチャイでも飲んでくれ!!」
と、おじさんに言われる。おじさんはその弟(と名乗っている)に20ルピーを渡して、チャイを買ってこさせた。

「うちはね!!ジャイサルメルで一番ショージキなの!!よくわかったね!!」

普通自分のこと正直とか言うかぁ?と思いながらウンウンする。(ちなみにこの事前にいくつか事務所をあたった)
ムンナと名乗るオーナー?から聞かれる。

ムンナ「予算いくら?」
ぼく「んー、2000~2500くらい」
ムンナ「なんか希望ある?」
ぼく「できれば、バイクで砂漠まで行きたい」
ムンナ「じゃあ2台用意する、スタッフのが1台、お前の1台」
ぼく「え、マジで?!」

ここで食いついたのがイケなかった・・・

ムンナ「んー、でもねぇ、バイク準備しないといけないからなぁ・・・」
ぼく「あそう、大変そうなら別にいいっす」
ムンナ「3000だったらなぁ・・・」

んー、手配にお金がかかって500プラスならまあいいか、どうせ6000円だし。

ぼく「わかりました、じゃあ3000で」
ムンナ「ほんと?!ビールかったげる!!」
ぼく「いえーい」

ということでキャメルサファリの契約を結び、3000ルピー払って翌日のバイク旅を楽しみにしたのであった。
あとビールは買ってもらえなかった。

インド産HONDAバイク
HERO

これが後に悲劇を産む・・・

バイクの場合1500ルピーだそうです(セタン談)




城塞の人たちと戯れる

そんなこんなで絶対にやっておきたいラクダで砂漠歩くツアーに3000ルピーを投じ、城塞を探検。
ウキウキ状態。

城塞では本当にいろんなインド人が話しかけてきます。「マイフレンド!!」と。
お前はいつから俺の友達になった・・・と心中突っ込みます。これが一度会話して仲良くなると「マイブラザー!!(兄弟!!)」。一緒に酒を飲むと「マイファミリー!!」と変化します。覚えておきましょう。

すっごいフレンドリーなんだけどね

へへーい、みたいな人もいます。タバコくれよ、とか話しかけられます。タバコミュニケーションは大事だと思うのでタバコを与えると、「お前、いいジャパニだな!!」となって村に来ないか?!みたいな話にもなります。いかねーよ。

あと、これはアジア系の国でよくあるんですが、

「お前タバコすきじゃん?」
「うん」
Something specialしてみたくない?
「なにそれ、女?」
「んー、それもいいけど、ホラ、アレよアレ」
「あー、アレね」

これです。要は大麻。一応どの国でも違法になりつつはあるんですが、違法となっても量刑が軽いために吸ってる現地人はいます。
頑なに拒んでおきましょう。中にはラリってるところを荷物奪う、みたいな手段もあるとか。
それ以前に日本人には日本の法律もあるので絶対やらない。ダメ、絶対
時々そういうのを自慢する日本人を見かけたことはありますが、自己責任です。

あと、大麻草とか大麻のペレットとか持った状態で出国、みたいなことになると普通に空港で逮捕です。しかも裁判になるまでの期間も長いので数年以上の檻生活です。冬は0度近く、夏は40度超え、衛生もほぼ配慮されていない牢屋に数年暮らすのです。一時の油断が万事です。(ちゃんとホテル出るときにそういうモノをバックパックに入れられていないか確認もしました)

もちろん、全員が全員危ないわけではないです。中には親切に現地価格で水やスナックを買ってきてくれるインド人友達もいます。

ただ、下手に冒険心を起こしたりすると後々苦労するのは自分です。
悪いことは悪いのだ!!という毅然とした態度で行きましょう。

そんなわけで「赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第5話」を締めます




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です