赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第4話

Hola!
8月か9月にアルゼンチン弾丸一人旅を企画しています。今必死にスペイン語を勉強しています(YouTubeで)。
その前にこのインド編の体験記を書いてしまいたいです。

この体験談は赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第3話の続きとなります。

砂嵐の朝、どうやらバスがあるらしい




目覚めると時刻はまだ6:00前であったがそのままパッチリ起きてしまった。
私は寝る直前に屋根と壁のある建築中の家の中にベッドを持っていかれてそこで寝ていた。

外は相変わらずの砂嵐(Sand Storm)であったが、外の砂漠の民達は眠っていた。
タバコを吸ったり水を飲んでいたりするとセタンがやってきた。

セタン「8:00か、8:30過ぎかな、バス来るからそれでフォルト(ジャイサルメール城塞のこと)帰れるよ」
ぼく「あー、じゃあそのバスでゲストハウス戻るよ」

という感じで朝が始まった。
そのうち親戚達は皆のそのそと起き出して外のベッドや布団をしまい始めたので、私はそれの手伝いをして過ごした。
また子どもたちに手を引っ張られて、昨日屠殺したヤギの血抜きの現場に連れて行かれた。

彼らは残ったヤギの革を剥ぎ取っていた。でもナイフの切れが悪いらしく、

「おいジャパニ!!お前ナイフ持ってるか!!」

持ち歩くわけないだろう・・・
一応釣り道具入れの中にちっちゃいキャンピングナイフ入れてあったけど、それはゲストハウスにある。

「もってるわけねーだろ」
と言ったら「だよねー」みたいな態度で首を振られた。

アルコール飲みたいがためにわざわざ土地を買った人たち
ジャイサルメールへの帰路、豪快なバス乗車

ヤギの皮剥を見守っていたら声をかけられた。

セタン「そろそろいこか」
ぼく「うん」(来る途中バス停なんてあった?)

皆に礼を言う暇もなく、セタンの駆るロイヤルエンフィールドに乗せられ、バス停目指してしゅっぱーつ!!

バイクはその独特なエンジン音を砂漠に響かせながら、砂嵐の中を加速する。

5分ほど走るとセタンが叫んだ。

セタン「あれバス!!」(バババババババババ←エンジン音、クソでかい)
ぼく「え!!」(バババババババババ
セタン「バス!!」(バババババババババ

確かに前方にちーーーーさな黒点が見えるが、自分にはバスと判別がつかない。目までいいのかインド人は。

ぼく「あれに乗るの?!」
セタン「そう!!」

時速80キロで走っているが、黒点はゆっくりと大きくなった。だんだんバスであることが分かってきた。

ぼく「あのバスの先に!!バス停があるの?!」(バババババババババ
セタン「ないよ!!バス止めるの!!」
ぼく「What?!」
セタン「バス止めるの!!」
ぼく「」

ロイヤルエンフィールド350

バスの後ろに追いつくと、ものすごい勢いでクラクションを鳴らす。とにかく鳴らし続け、バスの運転手が気づくように車道右の砂利にまで入る。

バスの運転手が気づいたのか、ゆっくりと減速。そこを右からスッと追い抜いて、バスの前方に止まった。バスも何もない路上で停車。

セタン「バスのって、ジャイサルメールにいくの。たぶん40ルピーくらいじゃないかナぁ」
ぼく「・・・う、うん、ありがとう」
セタン「ジャイサルメルついたら電話して」
ぼく「お、おう」




そんな感じでバスに乗り込んだ。
ほぼ満員&多分ほぼ全員インド人。ものすごい勢いで睨んでくる。正直こわいです。(彼らは別に悪気があってそうしているわけではないようです)
バスが走り出したときに気づいたことがあった。

あ、しまった、どうやってお金払うか聞いてなかった・・・と

特にお金を要求されないし、そのまま立ったままバスは走った。
偶然英語を話せるらしいおじさんに「どこから来たか?」と聞かれ、「日本」と答える。
その人にどうやって払うのかを聞いたら「今すぐ40ルピーをこの人に渡せ」

見た目は完全に一般人だが、どうやらバスのチケット係だったようだ。すぐに40ルピーを渡した。
日本人というのがバレたためか全員ニヤニヤ見てくる。思い過ごしかもしれないけど皆見てくる。

途中で気づいたのが、もう一人日本人らしき男性が乗っていることだった。見た目も多分同い年くらい。
この人にいろいろ聞けば、あるいは協力し合えばいろいろ楽しめるかも!!みたいな淡い期待を抱いた。
途中で乗ってきたご老人に席を譲るなどして、ようやくジャイサルメールにたどり着いた。

日本人はカモ

バスを降りた瞬間、わああああああああああああ、である。

「リクシャー!!リクシャー!!」(要は、うちのタクシー乗れ)

もうすごい。一人につき40人はいる。本当にびっくりするくらい人だかりができる。

一人だけ乗って寝ていた日本人らしき人物もそこで降ろされていた。途中で

彼「え?!日本人!?」
ぼく「日本人です!!」
彼「ホントにここ終点?!」
ぼく「わかんないです!!ラストストップか聞いたら違うって言ってました!!」
彼「ジャイサルメール?!」
ぼく「そのようです!!」

もういろんなインド人がリクシャーリクシャー叫んでる状態なので、本当にこんな感じ。

そのうち人だかりで唯一出会った日本人と引き離された。こっちこいあっちこいと腕を引っ張られまくる。
その後、このジャイサルメールで日本人を目撃することはなかった・・・。

本当にすごい人だかり。わあああわああああわあああああ、である。本当に。

「うるせえ!!うるせえ!!おちつけ!!まずタバコすわせろ!!!!」

と、日本語で怒鳴ったら一気にさっと引いた。

で、日本のタバコに火をつけた瞬間、また人だかり。わああああああああああ。

「ジャパニ!!ジャパニタバコくれ!!」
「ジャパニ!!ジャパニ!!」
「ジャパニタバコくれたら10ルピーで城塞までつれてく!!」

その一言は聞き逃さない。

ぼく「ほう、ホントに10なの」
ドライバー「うん、いまから友達よぶ」
ぼく「10なんだな?!」
ドライバー「うん!今よんでるから!!」

ってことでそのドライバーと名乗る彼と一服。
日本から持ち込んだタバコ1箱、群衆の人々に持って行かれた。想定の範囲内。

やがてドライバーを名乗る彼(見た目完全に10代)の友人という人物がリクシャーで来た。

インド人A「俺も乗るから20ルピーね!」
ぼく「はっ?!話ちがくね」
インド人B「!”#$%&’()0=」
インド人A「ごめん、彼英語わかんないんだ」
ぼく「」

そして城塞には一直線に向かわず、ローカルマーケットに連れて行かれ

インド人A「ここ、チャイがおいしいので有名、20ルピー」
ぼく「いらん」
インド人B「!”#$%&’()0!”#$%&’()0」
インド人A「チャイ飲みたいって、20ルピーだよ」
ぼく「」

結果的に40ルピー、グルだったようだ。

その後も物売りの女性がやってきて、「!”#$%&’()00)(’&%$#”」と言ってきた。
インド人A曰く、「わたしサラリーすくないの、だからめぐんで」という話らしい。

ぼく「っは?!おめぇサラリーあんじゃん!!俺、無職!!わかるか?(←日本語)ノーサラリー、ノージョブ!!ユアンダスタン?!」

そのリクシャードライバーを名乗るインド人Aを中心にいろいろと搾取できるシステムになっているようだった。
すぐにキレて「さっさとつれてけや!!あるいてくぞくそが!!日本人なめんなくそがあああああ!!!(←日本語)」
そう叫んで歩きだそうとしたら「ごめん!!まじごめん!!」と謝られた。

そんなこんなでやああああっと滞在先のゲストハウスである。




いろいろあるんだなぁ・・・

インド、というか海外に渡航する際だが、日本人は割りと舐められます。
うまい話には必ずウラがあり、多少の損害は覚悟しないといけません。

そもそもインドで価格交渉したところで現地人価格になることはないようです。
現地友達を駆使するのも手ですが、それでも難しいかもしれません。
そもそも英語が話せて日本語が話せるインド人が友人なわけで、そんな万能ということは・・・

このあと記事にしたいですが、このあといろいろと面倒な展開が起きたりします。




とあるドライバーいわく

「日本人はなんでもyes,yesっていうからターゲットにしやすいよ、お前も気をつけろ、まあ金持ってるから気にしないだろうが」

インドはIT大国として尊敬していますが、やはりカースト制の呪縛や貧富の差によるチーティングはまだまだ根強くあるのかもしれません。
皆様お気をつけて。

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