赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第2話

この実話は赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第1話の続編となります。

さっそく有言実行できないまままあれよあれよという間にインド滞在も10日目となりました。

もうね、大変だし楽しいしで、たくさん思い出を作ってます。

というわけで第2話書いていきます。あまりに体験談が多すぎるので端折るかもしれません。

デリー→ジョードプル空港へ 度重なる不幸

2日目朝、ホテルを出てニューデリー国際空港へ。
荷物の仕分けをしてチェックイン完了。

私は貴重なもの+電子機器を寝袋を入れるようのちゃっちい袋に入れて手荷物にしてるんですがそれが突然

ビリッ

転がり落ちるiPhoneの充電器。
ここから不幸が始まる。

空港のラウンジにあるガジェットショップでやっすいPCバッグ、電源アダプタ、USBケーブルなど(確か合計6000円くらい)を、クレカ一括で買ってことなきを得て、安心したのもつかの間、

ぽとッ

ラウンジのカーペットの上に手にしていたNexus5を落とした。
激しく落としたわけではなく、かがんだ姿勢から落としたので大した衝撃もないはずだった。

電源キレてる、そして電源ボタン長押しも効かない、リカバリーモードでの起動もできない。
電源がついてもGoogleのロゴがついてすぐに電源が落ちる。30分ほど心肺蘇生を試みるも、症状変わらず。
ついにはGoogleロゴすら出なくなった。

戦死されたNexus5

4年半、苦楽を友にした戦友がこの瞬間亡くなったのである。こいつで会社のアプリも作ったし自分のアプリも作ったし、たくさんの思い出が駆け巡った。

そして、フライトまであと30分!!

これではジャイサルメールで待つ友人に連絡が取れない。
焦った私は再びラウンジのガジェットショップに寄る。

ぼく「いっっちばんやっっすいスマホくれ」
店員「うん、これとか〜とか〜とかそういう機能あってお買い得だよ」
ぼく「Android4.4以上が載ってるSIMFreeならなんでもいい、そのなかで一番安いスマホ、今すぐ。」
店員「じゃこれ、全然売れてないブラック」
ぼく「それ買う!」

で、さっそくクレカ切る。

Declined.

は?!30分前まで普通に使えてたじゃん!はっ?!ちゃんと払ってるじゃんハッ?!頼むぜYah○○カード!!!!!!!!

Declined.Declined.Declined.

数度リトライの後、諦めて両替所へダッシュ!! (カードはこのあと普通に使えました)

ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ[円]

両替所のお姉さんも何かを察してるのか超手短に「こことこことここに、〜と〜を書いて!」みたいな状態。
さらさらっと走り書きして虎の子の日本円紙幣をrupyに替えて

ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ[rupy]

ぼく「ほら!ここに1万rupyある!」
店員「んでねー、一応、端末の保証が800rupyで入れます。いかがしますか?」
ぼく「入る!!」
店員「OK」

ここで入らないとか言うと延々と入った時のメリットを説明されるので、急いでるのもあって速攻800rupy追加、で結局合計10800rupy(日本円でだいたい20000円?くらい)

おっし!搭乗時間(Boarding Time)ちょい過ぎだ!間に合え!!と思って全速力のダッシュでゲートに向かうと・・・

私の乗るゲートに俺の乗る飛行機のフライト番号がない。死んだか・・・。

と思いながら、ゲートの職員に「AI475もう飛んじゃった?」と言いながらチケットを見せると

職員「あー、それならゲートは~番に変わってて、出発も2時間遅れます」
ぼく「」

努力・・・とは・・・




ジョードプル、バス停にて

1時間30分ほどの飛行でニューデリーからジョードプルに到着。

ちなみにジョードプル空港で写真を撮ろうとすると軍人さんに怒られます。重要防衛拠点だからです。なのであまり画像がないです。
僕は空港についたときに後ろのお客さんに注意されただけで済みましたが、充分注意してください。

空港を出てすぐのところにタクシー乗り場やらリクシャー乗り場があり、そこで「どれにすればいいんだろう」とか悩んでいました。
なにか営業所のようなところがあり、「Jaisalmer行きのバスに乗りたい」というと、そこで300rupy払ってどこからともなく現れたリクシャードライバーに連れて行かれます。

リクシャー、時折「トゥクトゥク」と言う人もいます

先行してるインド人の友人曰く「タクシーでジャイサルメールは5000rupyかな」と言われていました。
もとからバスで行く予定だったので「なあ6000rupyでタクシーとかつかわん?」とか言われましたが、頑なにNO!!をつきつけてました。
バス停に向かう途中でも何度もリクシャードライバーがじゃあ「4500でどうよ?」とか言われます。No!!Bus!!Only!!と返します。

そのうちリクシャードライバーが「えー、じゃあ4000」「3800でならいいやろ?」とどんどん値段を下げてきます。

「3500、これでどうだ!」

リクシャードライバーがそう言ったので、ほう?と思い、そんな値段でドライバー見つかるかね?と問いただしたところ、「もちろんいるさ!」と言って電話を掛け始めた。

そしてなにやら揉めだした。




「4000ならいいって言ってる、どうする?」と問われた。もちろん首を横に降った。この問答が何度か続き、最終的にリクシャードライバーが諦めてリクシャーを走らせ始めた。

5分もしないうちにバス停に降ろされた。

「バス使え」

えー!ここまで営業しておいて!!
ささっと50rupyを渡して(これもちょっと高いけど努力に敬意を払って)バスのチケット売り場に向かった。

そこはどうやら地元民が使うローカルバスで英語がほぼ通じない。

チケット売り場にガラス越しに言う、「ジャイサルメールまで行きたいんだけど!!」
売り子は最初「?」みたいな顔をしたが、何度か「ジャイサルメール!!ジャイサルメール!!」と大声で言うと、計算機で”400″と出してきた。なるほど400rupy。
そしてバスチケットをもらい、財布の中に大事にしまう。

旅行者などほぼおらず、バス停付近の売店で水を買ったりタバコを吸っていたりしていた。

気づくと、

大量のインド人男性に囲まれてる!!

ものすごい眼光で目を見つめてきます。肌が黒いから白がやたら目立つのか少し怖い。
中には不敵な笑みを浮かべる人も居て、怖い。

これは以前ネパールに行った時もそうでしたが、ヒンドゥ教の人はやたらと目を見つめてくる傾向があります。

「な、なんすか?(What’s wrong?)」
「Your country?」
「は?(Pardon?)」
「Your country?!」
「に、日本ですけど・・・(Ja…Japan…)」(普通Where are you from?じゃね?)

恐る恐る国籍を明かした途端、全員笑いだした。

中にわりとまともな英語(と言っても訛りがすごすぎて半分分からない)を話すインド人が居たので、「なんで笑われた?」と聞いたら「お前が子鹿みたいに震えてたからだよ」と言われた。なるほど、たしかに屈強そうな外国人数人に囲まれて恐怖で震え上がっていたのかもしれない。

そこで日本のタバコを吸いようものならいっせいに群がってきた。「ジャパニ!タバコくれ!!」
※ヒンディ語で日本人のことを「ジャパニ」というらしい。

そこかしこから「ジャパニ!!ジャパニ!!」である。

あっという間に日本から持ち込んだWinston Casterが一箱消えた。

偶然にも唯一英語が話せそうなインド人が隣のシートだったため、バス中の会話には困らなかった。(ただしマジで半分くらいしかわからん)




ジャイサルメール!!Jaisalmer!!

バスがジャイサルメールのバス停についたのは出発からおよそ4時間30分。
途中で5分だけ休憩があった。バスの中でタバコを我慢し続けたが、隣に座ったPrem(インドではわりとよくある名前)に「次いつタバコ吸える?」と聞いたら、「吸っていいよもちろん!!ローカルバスだしね!!ほらあそこのおっさんも吸っとるやろ」と。
確かにターバンを巻いた年配のおじさんが窓を開けて黙々と葉巻を吸っていた。

「Greate!」と言って窓を開けて精一杯タバコを吸った。吸ってる途中ものすごい量の雨が来たので即座に窓を閉めた。
いわゆるスコール。

バス内部の様子。寝台がある。SeatNo.12であれば、座席だけ数えて12番目となる。座席番号は書いていないのでチケットを見せて地元民に聞く

ビショビショの服のまま、ついに

ジャイサルメールに到着した。

「おりよ!俺の故郷、ジャイサルメールだ!」

ということでジャイサルメールへの第一歩。
その後、前々から話していたインド人の友人Shaitan Sodha(セタン・ソーダ)に電話で連絡を取ったが、彼は結婚式の準備で忙しいらしく来れない。代わりに従兄弟が来て、予約したホテルまで連れて行ってくれる手はずとなった。

到着早々、いきなり知らない人の結婚式に出席

到着したのが深夜0:00過ぎということもあり、腹も減っていた。そんなところにホテルのボーイがやってきて

「ごめんごめん、今日は親戚の結婚式があって、いそがしいんだ。もしよかったらパーティに出てくれない?ご飯あるよ」
と言われて速攻
「いく」
と答えた。

すぐさま表に連れ出され、バイクにニケツで会場へ。




インドの結婚式はすごいと聞いていたが、こんなに!というのが最初の印象。

会場にはライブステージが建てられ、天幕で周りが囲われ、たくさんのテーブルがあり、たくさんのインド料理がバイキングのように並んでいる。
地元のメディアなのか、テレビ局で見るようなデカいビデオカメラと音声さんまでいる。リポーター的な人がインタビューまでしている。

突然の結婚式

それほど「結婚」とは重大イベントらしい。

インドカレーとチャパティを半ば強制的に盛られて食ったが、クソうまい。うますぎる。空腹もあって平らげた。
皆この不審な日本人を見て笑っていた。

その後、落ち着こうとタバコを吸っていると、

「おい、ジャパニ!!手伝え!!」

疲労困憊でさっきまで空腹に耐えていた日本人に、30キロはあるであろう果物の入った袋の運搬を任されたのである。

ぼく「きみ・・・なんさい・・・なの・・・?」
ボーイ「22」
ぼく「あぁ・・・だから・・・力持ちなのね・・・」
ボーイ「おいジャパニ大丈夫か?ジャパニーがんばれ!」

私は27、タバコも酒も辞めないクソみたいな男だったので速攻力尽きた。

ボーイ「俺もこんな重いの持ったことないよ」
ぼく「はっ?」
ボーイ「お前は結婚式見れてラッキーだな」
ぼく「」

その後、私の10日間の滞在先であるSagar Guest Houseに戻された。

疲労困憊だったため即座に眠った。

以上、
赤坂の元社畜が嫁を探しにインドまで来てみた 第2話
でした。




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