TT大学N-Lab主催 AR2013年2月企画「街のデジタル・ミュージアム」に参加しました

同じ大学のN-Labに所属する友人から「22日暇?ARしない?」と電話され・・・詳細を聞くと、頓智ドットが開発したアプリ「tab」を使って街歩きをするというものでした。
というわけで、N-Labの企画「街のデジタル・ミュージアム」に参加しました。コンセプトは「ARを使って街をまるごとミュージアム化!」ということらしい。

企画書曰く「単なる鑑賞型ではなく、自分も情報発信する中で集合的にまちの記憶やアートを楽しむことを可能にする。投稿が混乱しないで整理され、有用な形で街の一部になる仕組みとして『tab』を使って実験。投稿しあう、見てコメントしあう、という集合的な街の『鑑賞』、街の『ハイブリッドなデザイン』を、一般の人々が実践する有効性を検証します」とある。
実際には都市部に集中しがちなtabコンテンツを、横浜市都筑区でも増やすという意味もあったように感じられます。tabのAR機能はそこまでメイン機能となっていないのですが、やっぱ街を歩いているときにARを使うことはありませんでしたね。。。

発信しながら歩くのは結構たのしかったです。

自分たちのグループは仲町台駅周辺のフィールドワークを行いました。
まずは、駅からそう遠くないせせらぎ公園を目指しました。駅の北側はニュータウンとして整然とした街並みでした。せせらぎ公園では、普段みかけないような動物も見ることができました。特にゴイサギの幼鳥がかわいかった。野良猫もひなたぼっこに出てきていました。

ゴイサギの幼鳥
ゴイサギの幼鳥。近づいても冷静だった。

その後、旧中原街道沿いにある勝田町を目指します。関家住宅、勝田杉山神社、最乗寺、壽福寺(じゅふくじ)などを巡り、寺社史跡巡りを楽しみました。
特に関家住宅は国の重要文化財にしていされているだけあって、庭園がすごく綺麗でした。

関家住宅
関家住宅。国の重要文化財に指定されている。庭園が美しい。

現在でもここに住んでいる人がいるため、基本的に一般公開はされていませんが、公開日時は「広報よこはま」などで案内されるそうです。

その後、住宅街を横断して仲町台駅付近に戻る。

野良猫がひなたぼっこ
野良猫がひなたぼっこしてた

N教授のおごりでめちゃくちゃおいしいロコモコ丼をおごってもらいました。ゴチになりました!!

にじいろ食堂というお店です。900円でけっこうおいしいご飯食べれます。

飯を食ってからは駅の南側を攻めることにしました。仲町台駅南側は農耕地帯になっていて、正直あまりおもしろいものはないと思っていました。ところが教授がある竹林にどんどん行ってしまうので、まあ道もあるし行ってみようということで謎の竹林を横断したりしていました。
最後に巡ったのは長福寺というお寺で、そこで50円玉を投げて、萌木先生と一緒に厄払いを願って来ました。

他にもいっぱい巡りましたが書ききれないのでこのへんで切り上げます。「発信しよう」という意識で街を歩くと細かいことにも気づくようになります。

このフィールドワークに参加し思ったのは「やっぱり機能を使うよりも、それを使って発信する方が日本人には面白いらしい」ということ。重要なのはARで表示する機能ではなく、「発信すること」のように思えます。あと、tabはARがメインではないのが少しもったいないと思います。もう少しARを前面に押し出してもいいのではないでしょうか。その点ではAIRLOGの方がまだARがメインだと感じます(小物感)。

「ARを投稿する」という行為自体は楽しいのですが、その投稿されたARを見ることについてはまだ一般的ではありません。位置情報ARがどういう場面で使えるのか、そのモデルケースがまだ少なく、一般化していないのが大きいです(セカイカメラでは失敗のイメージが強い気がする)。このあたりの研究は大学でできる研究であるとともに、世間のITベンチャーが模索している部分なので、とにかくデータが欲しいところです。

位置情報ARの有用性の研究はかなり熱いと思うのでこれからのN-Labにはぜひその部分をがんばってもらいたいですね!