運転免許を紛失 ~ 再交付まで@東京都

免許を紛失しました。

それも実は今年の5月に紛失していました。5月24日に遺失物届けは出したものの、全く出る気配なくとうとう7月になっってしまいました。




5月23日に近所に住む友人となぜか免許証を見せ合うという遊び(?)をしたのですが、そのままポケットに閉まって、それから行方しれず。そのあと近所の公園でしんみりと日本の将来を語り合ったのですが、おそらくそのときにポケットから免許証さんが脱走したのでしょう。。
今頃どんな悪事に利用されているのか・・・。

というわけでこの度、私が経験した免許紛失騒動でどのように再度免許を手に入れたのかをメモします。

免許がない!と気づいたら

ない、どこを探してもない。洗濯機の中、下、冷蔵庫の下、ベッドの下。
かばんの中も机の中も探したけれど見つからない。向かいの通り、路地裏の窓、こんなところあるはずもないのに。
半日探して出てこなかったら諦めましょう。

実際はこんなに探しませんでした。

「ない」と気づいたらすぐにでも最寄りの交番に行き、遺失物届けを書きます。
これをやっておかないと、例えば悪い人があなたの免許証を利用してあなた名義でお金の借り入れを行っていたり、なりすまして他人を騙したりする悪事に加担していたとしたら、あなたに責任が降り掛かってくる可能性があります。

なのでかならず、遺失物届けを出し、少なくとも届け出た日から再交付の間にまで
「悪い人が勝手にやった借り入れや悪事は自分が起こしたものではない」ということを証明できます。

遺失物届けは交番のおまわりさんに事情を話せばすぐに書き方を教えてくれます。
どこでどういう状況で失くしたか、いつまでは確実に持っていたか、だいたいでいいので書きます。
それから、免許の住所を移していない場合は交付された自治体(道府県)を記入します。

それが終わると、「遺失物届受理番号」と書かれた紙片を渡されます。これを財布に入れて大切に保管すること

lostlicense

見つかった場合はこの遺失物届受理番号によってスムーズに遺失物を渡してもらえるそうです。

免許がない間

あたりまえですが、車の運転はできません。運転した場合は法律に触れます。
私はそもそも車も持っておらず電車通勤のため特に不便はありませんでしたが、車で通勤する人・仕事する人には辛いかも。




免許の再交付手続き 東京の場合

私は東京に住んでいるので東京都の再交付の方法になります。
東京都では他道府県と同じようには再交付できないそうです。

東京都では3つの運転免許試験場でしか再交付できません。

  • 府中運転免許試験場
  • 鮫洲運転免許試験場
  • 江東運転免許試験場

(以下より引用)
警視庁 免許証の遺失、盗難、汚損、破損による再交付

以上3つの試験場から一番近くて都合が合いそうな試験場に行きましょう。
私は目黒区に住んでいたので、鮫洲運転免許試験場が一番近かったです。

免許の住所、まだ東京に移してなかった・・・

免許をとったのは地元だけど、東京に就職して住民票も東京に移した・・・という方は結構多いはず。
本来であれば住民票を移した時に手続きをして免許証の内容を更新する必要があるのですが、私の場合は住民票を移したあと忙しさを理由に免許の住所を変えることを怠っていました。(実際に忙しかった)
それでも自分の本籍地さえ把握していれば問題ないようです。たいていは地元の住所だと思います。
(私の場合は各地を転々としてきたのでわかりませんでしたが、親に確認しました)
その住所は手続きのときに重要になります。

実際に再交付してもらいに行く

これが大変面倒。特に東京だけかもしれないですが、

手続き場所

  • 府中運転免許試験場
  • 鮫洲運転免許試験場
  • 江東運転免許試験場

受付時間
平日のみ(平日とは、月曜日から金曜日までの日で、祝日、休日、年末年始を除く。年末年始は12月29日から1月3日) 8:30~16:00

手数料
3600円

まず

平日のみ 8:30~16:00

の時点で普通の会社勤めをしている人はブチ切れると思われる。
私は平日10:00出社、22:00退勤(最近は終電のある0:30退勤)がデフォルトだったのでこの時点で無理ゲーを悟った。
そもそも働いて税金を納めてるのは我々サラリーマンではありませんか?!23:00過ぎても上司に怒られながら働いている私にはその8:30~16:00というぬるさが一瞬許せなくなりました。
むしろ17:00~25:30のほうがよっぽど効率よく税金をとれるのでは。

しかし、免許を失くしたのは確実に自分の責任なのでそこは口には出さず、恥を忍んで(?)代休を取りました。
もう免許の再発行にしか使わない一日を作るのです。

再交付に必要な持ち物




・写真(縦3cm×横2.4cm)・・・・1枚(注2)
・遺失、盗難の方は、住所、氏名、生年月日を確認できる書類
(保険証、社員証、学生証、住民票、在留カード、特別永住者証明書)
・汚損、破損の方は免許証
(免許証で本人の確認が難しい場合は、本人を確認できる書類も必要です。)

<住所等の変更がある場合>
記載事項変更手続に必要なものを持参してください。
※ 遺失届の提出等を確認させていただく場合があります。
(以下より引用)
警視庁 免許証の遺失、盗難、汚損、破損による再交付

写真がちょっと面倒。そもそも証明写真撮影機でも縦3cm×横2.4cmを取り扱っているところが少ない(ちゃんと調べたわけではない)。自分でプリントアウトすれば行けるが証明写真としてはやはり第3者が撮ったものがいい。

大体免許の再発行を請け負う警察署の近くには、再発行用や更新用の証明写真を撮影してくれる写真屋が多数存在する。
それどころか、写真屋という本業をしておらず、「手続きまで請け負える!」と誤解しそうな看板まで存在する。もはや免許更新や再発行の専門コンサルタントといっていい。

私はこれを利用しました。
縦3cm×横2.4cmの証明写真を4枚撮影するのに700円。
(なぜ免許用の証明写真はあんなに人相悪く撮影されるのでしょうか)

とはいえ、私が行った写真屋さんはなんとなく好感が持てました。経営者のお父様が軽巡洋艦夕張や水雷艇隼に乗っておられたらしく、そんな古い写真がいくつか見られたからです。
幼い頃から軍艦好きだったので、当時の東京湾にいた軍艦の写真が見れたので大変興奮しました。

再発行にかかる時間 約2時間30分

これまで述べてきたように、免許紛失から再発行に動き出すまでに2ヶ月をかけ、頑張って時間を捻出する。
おそらく普通に有給を使って休んで再発行に当てるのが一番はやいと思われる。朝8:30~午後16:00までが受付時間のため、すでに住所を東京に書き換えている場合はもう少し時間短縮できるはずだ。
私の場合、免許住所書き換え込みで自宅を出てから再発行で免許を再び手に入れるまで、約2時間30分かかっている(Twitterの発言をもとに計測)。東横線祐天寺付近が出発点、鮫洲試験場がゴールのケース。

12:28 「免許の再交付にいくでござるよ」
15:11 「やったー!!免許再交付!!」

この間約2時間半

しかもこの間タバコを吸うために喫煙所に寄ったり、鮫洲試験場までなぜか大井町駅から歩くという時間が発生しているので実際はもっと時間短縮できたはず。しかも住所変更の手続きも
あった。この中に写真屋さんで書類用の写真を撮影した時間も含まれている。

住所書き換えの生じない再発行であれば8:30の受付のタイミングから行けば半日で済ませることができると思われる(会場によって変わる)。体感的には3時間以上かかった印象だがTwitterのつぶやき的にはそんなものらしい。事実かどうかは@shtr_tのつぶやきを参照。

運転免許再発行の実際 @東京都鮫洲運転免許試験場

鮫洲試験場では試験場に正面口を入った目の前に総合案内所がある。
そこで「免許を紛失してしまって、再発行の手続きに来たのですが」
という旨をいうと研修中の札をつけたおばちゃんがなぜか手慣れた様子で

「この書類のここと、ここを書いてください、あと写真はここに貼ってください」

と言って必要書類を渡してくれる。それを記入する。
「なるほど」と思って書き始めたときに「あ、住所も変えないといけない!」と気づいて、再度総合案内所のおばちゃんに、

「実はまだ免許の住所、実家から移してないのですが・・・」

と言ったところ、追加で書類が渡された。
前の免許の住所から今現在住んでいる住所への変更を申告する用紙だ(書類の名前は忘れた)。

言われるがままに分かる範囲で記入。7番窓口に行けといわれていたので、その書類を持って向かう。

この時、「本籍はどこか」をしつこく聞かれた。本籍はどうやら重要な情報らしい。
私の場合は

長野県駒ヶ根市で生誕→長野県須坂市の祖父宅に預けられる→2歳でアメリカに連れて行かれる→4歳でカナダに連れて行かれる→6歳の時に突如日本の長野県須坂市に帰ってくる→7歳で長野県岡谷市に移住→8歳で山梨県中巨摩郡昭和町に移住

という謎の幼少期があったため、本籍地が謎でした。
なぜか本籍地が長野県須坂市大字だったときもあったり、山梨県中巨摩郡昭和町だったこともあったり、

「私の本籍とは誰が保証するものなのか?!そもそも本籍とはなにか?!そもそも私は何人なの?!アメリカ人?カナダ人?日本人?」

と一瞬自分の生い立ちに激しく悩みをいだきましたが、

担当してくれた署員の方が

「大体実家だから実家の住所でいいよ」

というので、ほほう、と思って実家の現在の住所を記入。とりあえず免許を発行した機関とひもづけるための情報だと理解。公務員がいうことだから間違いはないはずだ。ということで初めて免許を取得した当初の住所を書く。

紛失理由書?

盗難や破損、汚濁の場合、そうなった経緯を書いて提出する必要があるらしい。
素直に酒を飲んで公園で友人と語り合った後、翌日にないことに気づいた旨を記述。
重大な交通事故を起こした時に参考資料として使われるものと予測。




再発行!

これまでの記述の中で書いていない細かいステップはかなり多いですが、だいたいは署員が教えてくれます。

・7番窓口→9番窓口→写真撮影→2番窓口

という具合で進むべき窓口をハンコで教えてくれるのでそこは「すげー!」と感心しました。

必要な記入事項もちゃんと教えてくれます。

本当に本当の再発行時、つまり免許証が手に渡されるときは、番号と名前のセットで呼ばれます。職員さんは顔をちゃんと判別しているらしく、順番になっていない人が来ると「あなたはまだ呼んでないしょ!」と言ってくれます。
その時は恥ずかしがる必要はありません。
向こうも誤った発行を避けるためのプロフェッショナルなのです。
やっぱりそこは犯罪を未然に防ぐプロなのでしょう。
さすがだな、と思いました。なりすましとか昔はあったのでしょうね。

免許紛失、再発行まとめ

  1. 受付時間08:30~16:00
  2. 要 写真(縦3cm×横2.4cm)・・・・1枚
  3. 本籍は必ず調べておくこと
  4. 再発行だけなら3時間以内に済むはず
  5. 手続きは職員さんがちゃんと指示してくれる

以上、私の体験した「運転免許を紛失 ~ 再交付まで@東京都」でした。

以下は余談。
私の時は担当してくれた署員さんが山梨県出身だったらしく

署員「中巨摩郡ってまだあるのか?」

私、中巨摩郡が通じる人間がいることにとまどいつつも

ぼく「はい、中巨摩郡はもう昭和町しかないのです」

署員「そうなのかー」

ぼく「出身は山梨なのですか?(ビクビク」

署員「おう、俺は武川村だ」

ぼく「あー!縄文土器めっちゃ出ますよね!(むしろそれしか知らない」

署員「だよなー。今じゃ北杜市だよー。」

その後娘さんがやっと就職を決めた話などを聞いた。
いやー、警察官も人間なのですなーと思いました。

【参考】
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/koshin/saikofu/saikofu01.html