趣味は釣り

20121025-022919.jpg

実は釣りの趣味があります。
持っている竿はホームセンターなんかで安く売ってる万能竿。リールとかつけれられない、のべ竿です。よく川なんかで年配の方が垂らしてるやつです。釣り好きにはおそらく2種類の人間がいます。「釣りの雰囲気を楽しむタイプ」と「釣る行為そのものを楽しむタイプ」です。僕は前者です。
釣れる釣れないはともかくとして、とりあえず釣り針を垂らし、風や陽の光、鳥のさえずり、川の音、高架橋を走る電車の音を感じます。徒歩で行ける釣り場であれば冷えたビールを持って行って釣りながら飲んでいます。別に釣れなくてもいいのです。

そうしていると、犬の散歩をしているおじいさんなんかがよく「釣れてますか」と話しかけてきます。「アタリはあるんですけど、釣れてないです」とか「今日はオイカワがかかりますねぇ」とか。そうすると、おじいさんは「わしも若いころは釣って食ってたのぉ」とか「いい暇つぶしになって楽しそうじゃのう」とか。そんな感じで雑談してます。

たまに、興味深い話をしてくれる人もいます。「ここは昔はそりゃあ綺麗な川でよく泳いだもんだ」なんて。僕からすれば「え、こんなきったない川で泳げたの?」という感想を抱くような川なのです。何せ日本で3本指に入る汚さを誇る鶴見川です。最近はそうでもないらしいけど。
「護岸工事をして、川の流れとか、深さが変わったりして、それから急に汚くなったんだよねぇ」なんてポツリと言う老人を見ると、なんとも言えない侘びしい感情を抱きます。

宅地開発が進んだ結果、水道の整備だったり、氾濫防止の護岸工事が行われたりして、環境が変わってしまったのでしょう。
それでも、近年は地元住民による清掃活動が進んで、綺麗な川にしか住めないアユなんかも戻ってきたなんて記事も見かけます。

写真は鶴見川の上流、市が尾と柿生の間らへんの鶴見川とその支流の合流点で釣った魚です。

名を「オイカワ」といいます。

他に「ハヤ」「ハエ」「ザコ」「ジャコ」なんて呼び方が地方によっては存在します。夏になるとオイカワの雄は写真のように美しい色を発します。多少の汚れにも強く、コイに次いで生命力の高い魚です。初心者でもわりと簡単に釣れます。体長は大きくても15センチほど。
でも、かかると引きが強いので、釣っててかなり楽しいです。冬になると、「寒バヤ」なんて呼ばれて、甘露煮にすると美味しい魚なんです。その昔、牛肉や豚肉がなかった時代には貴重なタンパク源として採られていたみたいです。年中釣れますが、釣って食うなら冬がおすすめです。ウロコと内臓を取ってオリーブオイルで塩と一緒に揚げればきっとおいしいです。

ARでその現場が見れるのでぜひ行ってみてくださいね!